はじめに

11/3から11/16までドイツ、ベルギー、オランダ、イギリスを訪問しました。

ドイツデュッセルドルフに5泊、ミュンヘンに3泊、イギリスロンドンに3泊、ベルギーのブリュッセル、オランダロッテルダムにそれぞれ1泊の旅でした。

長いコロナ禍の後、2年8ヶ月ぶりの海外でしたが、様々な発見がありました。

このブログでは、私自身が見聞きしたそれぞれの町のお勧め、特に魅力的な場所をご紹介します。

今後、ご旅行やご出張で、ドイツデュッセルドルフ、ケルン、ミュンヘン、ベルギーブリュッセル、オランダロッテルダムを訪問する予定のある方で、何処へ行ったら良いか考えている方、少し迷っている方のお役に立てればと思っています。

又、今回、私が一番長く滞在しましたドイツでの注意事項も書かせて頂きましたので、ご参考にされて下さい。

今後もこの旅を振り返り、改めて思ったことを、逐次、追記してゆきます。

ドイツデュッセルドルフ旧市街とライン川

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ドイツ デュッセルドルフ訪問(1)

2022.11/3,4 ドイツデュッセルドルフを訪問しました。

デュッセルドルフは人口60万ほどの小さい都市ですが、ヨーロッパ最大の日本人街がある街として有名です。

経済都市であるこの都市には、古くから多くの日本企業が進出し、現地に駐在する日本人が増え、日本人企業が立ち並ぶインマーマン通り(Immermann str. )を中心に日本街が形成されました

今回、私がドイツで驚いたことが5つありました。これからドイツへ行かれる方へのアドバイスとしてご紹介させて頂きます。

①駅に改札が全くありません。

電車やバスに乗る時、ドイツでも乗車券を買いますが、駅に改札が全くありません。バスに乗車しても運転手は運転だけをしていて、誰も乗車券の確認をしません。これでは、どこでも無料で乗り放題では?と思うのは危険ですのでご注意下さい。抜き打ち検査に見つかると、40ユーロから80ユーロの罰金があるそうです。

②駅のトイレが有料

駅のトイレが異常に混んでいるので何故?と思い行ってみるとトイレに入るのに1ユーロを払う必要があることがわかりました。駅でトイレを利用される方は1ユーロのコインが必要ですのでお忘れなく。

③水がコーラより高い。

場所によっては水はビールよりも高いです。ドイツではビールよりも水が高い為に、未成年の若者がお金がないことを理由に水の代わりにビールを飲むことが過去に大きな問題となり、今ではお店では最低1本の水はビールより安く販売する法律ができたそうです。

④自転車専用道路

ドイツには自転車専用道路が車道の横にあり、そこを歩行者が歩いてはいけない規則があります。私はドイツ滞在中、これを知らず、歩道だと思って、普通に歩いていたら2度も注意されました。

日本にも自転車道路がありますが、そこは専用道路ではなく、そこを歩いていても自転車は人をよけて行くだけで厳しく注意されることはないですよね。しかし、ドイツでは、この道は自転車専用道路ですよ!と厳しく注意されます。くれぐれもドイツでは歩道横の自転車専用道路を歩かないで下さい。

⑤英語

これは意外でしたが、日本と違い、ドイツにはほとんど英語表記がありません。例えば、ドイツの駅で切符を買う時、全く英語表記はありませんでした。

私が空港へ戻るチケットを駅の販売機で買おうと思ったら、Airportという言葉はどこにもありませんでした。事前に空港という意味のドイツ語Flughafen(フルークハーフン)をメモしておくことをお勧めします。

又、英語で道を聞くと、意外に英語をしゃべれるドイツ人がいないのにも驚きました。例えば、旧市街はold townではドイツ人に通じず、altstadt(アルトシュタット)という言葉を覚えました。必要な単語はドイツ語で何というか事前に調べておくことをお勧めします。

こちらは私が最初に撮影したデュッセルドルフで最初に2泊したHotel KO59 旧インターコンチネンタルホテルのフロントホール天井の見事な星⭐️の形をしたデコレーションです。

11/3にデュッセルドルフに到着した夜の最初の食事はドイツ名物アイスバインでした。この写真にあるとてつもなく大きな豚の料理です。


アイスバインはドイツ語で「Eisbein」といい、豚肉をタマネギ、セロリなどの香味野菜、香辛料とともに数時間煮込んで作るドイツ料理を代表する家庭料理です。

デュッセルドルフ訪問の続きは下の「ドイツデユッセルドルフ訪問(2)をクリックしてご覧下さい。

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オランダ デン・ハーグ、デルフト訪問

2022.11.5 オランダのデン・バーグのマウリッツハイス(Mauritshuis)美術館を見学しました。

ここにはオランダで一番有名な画家フェルメールの「真珠の首飾りの少女」が展示されています。

この絵が2012年に日本に来た時、上野の東京都美術館まで見に行ったことを思い出しました。

丁度10年振りのフェルメールの「真珠の首飾りの少女」との再会でした。

この美術館ではフラッシュは禁止ですが、自由に写真を撮っていいそうです。これは意外でした。

この写真は実際にこの美術館で私が撮影したものです。

マウリッツハイス美術館でフェルメールの絵を中心に鑑賞した後、オランダのデン・バーグからデルフトへ車で移動し、ロイヤルデルフト陶器工房(Royal Delft Museum)を訪問しました。

オランダ黄金時代には、オランダ東インド会社が大量の中国磁器をオランダに輸入していたそうです。

やがて、オランダの陶器職人がそれを模倣して陶器の製造を始めましたが、オランダの炭酸カルシウムが豊富に含まれた泥炭土の使用により、オランダの陶芸技術は大きく発展しました。

鮮やかな藍色の様々な陶器が展示されていて、製造現場も見学することができます。

こちらはたくさんの陶器で出来ている絵画です。

サンリオのハローキティの絵柄の陶器までありました。

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ベルギー ブリュッセル訪問

11/5 ブリュッセルで宿泊したホテルはこちらのHotel Amigoでした。

このホテルから歩いてすぐの場所に小便小僧の銅像があります。

ベルギーといえば、そうです。チョコレート。

この商店街には沢山のベルギー産のチョコレート店が軒を並べています。

そしてこの写真にあるグランプラスは、ベルギーのブリュッセルの中心地にある大広場です。

この大広場は、世界で最も美しい広場のひとつといわれていて、1998年にユネスコの世界遺産に登録されました。

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ユーロスター

2022.11.7 オランダのロッテルダムからイギリスのロンドンまで、初めてユーロスターに乗車しました。

皆さんご存じのユーロスターは28年前の1994年11月に英仏海峡を横断するユーロトンネルの開通と同年に開業したロンドンとパリを結ぶ高速鉄道です。

そして、2018年4月からはロンドンからベルギーブリュッセル、オランダロッテルダムアムステルダムまでの直通運転が始まりました。

ユーロスターのハイライトは、英仏海峡トンネル、通称ユーロトンネルです。ドーバー海峡を挟んでフランスのカレーとイギリスのフォークストンを結んでいます。

トンネルの長さ50.5kmは世界3位ですが、海底部の長さだけで言うと、青函トンネルを上回る世界一位の37.9kmです。

私が乗車したのはこの路線図でオランダロッテルダムから出発して、ベルギーブリュッセル、フランスのリール経由のイギリスロンドンまでの経路でした。

イギリスはEUを離脱したので、11/7、ロッテルダムでユーロスターに乗車した時にはパスポートのチェックと出入国審査がありました。パスポートにはこの写真にあるEUのスタンプが押されました。

11/3にドイツ入国時の下のスタンプと比較しますと飛行機ではなく陸路でEUを出るので、上のスタンプは飛行機ではなく、ご覧の通り列車のマークがありました。

車内にはこの写真にある成田Expressの様なスーツケースのような大きな荷物を置くスペースがあります。

座席はご覧の通り、片側2列です。

ロンドンまでのユーロスターの車内はとても静かな、非常に落ち着いた空間でした。

社内では飛行機同様、自席でランチも頂きました。

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ロンドン訪問

2022.11/7-11/10 ロンドンを訪問しました。1泊目はFour Seasons、裏には素晴らしい緑のガーデンが広がっていました。雨が上がった時に見事な虹が見えました。

2泊目、3泊目は郊外のPrinces Royalsというこちらの写真のホテルでした。こじんまりとしたホテルですが、従業員は皆、フレンドリーで良いホテルでした。

2022.11.10午後の便でロンドンからドイツのデュッセルドルフへ移動しましたが、ヒースロー空港のTerminal 2はThe Queen’s Terminalと呼ばれていることを知りました。さすがイギリスです。

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ドイツ デユッセルドルフ訪問(2)

11/10午後にロンドンから、ドイツデユッセルドルフへ戻ってきました。

11/10から3泊したのはこちらの写真にあるマリオット系のコ-トヤ-ドです。

11/10の夜は日本街にある居酒屋に行きました。

私もデュッセルドルフを訪問するまでは、こんなにたくさんの日本レストランがあるとは思いませんでした。

私が行った居酒屋『串亭』はこちらです。

下の写真はラーメン店の『なにわ』です。

『なにわ』には11/11, 11/12と二日連続で行き、味噌ラーメンと餃子を頂きましたが、いずれも美味しかったです。

味噌ラーメンは12ユーロ。思ったよりはリーズナブルなお値段でした。

驚いたことにこのお店のシェフは皆、日本人でした。ワーキングホリデーで日本の若者がこの街に来ている様です。

『なにわ』には連日ドイツ人が大勢並んでいましたが、カウンターの横に座ったドイツ人女性に聞いたところ、このお店のラーメンが好きで、仕事でデュッセルドルフにきた時はいつも一人でこのお店に来ているとのこと。

デュッセルドルフでの交通手段はトラム(straßenbahn)と呼ばれるこの写真にある路面電車を使いました。

運転手は運転だけをしており、キップのチェックは全くしていません。これは鉄道も同じで、そもそも改札がありません。これには本当に驚きました。時々抜き打ち検査をしているそうですが、ドイツ中が無人駅ということになります。

鉄道のチケットはこの写真にある販売機を使いますが、全く英語の表記がありませんので近くにいる方に教えてもらいながらチケットを買いました。

次の写真はドイツの駅にあったコインロッカーです。日本と違いとてもカラフルな色です。

デュッセルドルフの旧市街にも行ってみましたがとても賑わっていました。旧市街はドイツ語でアルトシュタット(Altstadt)と言います。

この街でドイツ人のおじさんに道を聞くと、Old Townと英語で言ってもなかなか通じず、このドイツ語で言い換えてみました。

すると、その方は急にニコッとして、方角を教えてくれました。

ドイツ人で英語を喋らない方も結構いるのは意外でした。

これは私が撮影したデュッセルドルフの旧市街の雑踏の写真です。

ライン川の名前のついたライン塔は私の宿泊したコートヤードから徒歩で15分と近いので、11/13の早朝に行ってみました。

ライン塔は1979年から1982年にかけて建てられた電波塔で、高さは240.5m。

172.5mのところに高級レストランが、さらにその下に展望台、バーラウンジM168があります。高さ168mのところにあるので「M168」という名前がついていました。

ライン塔の入場券は大人9ユーロですが、10am-11amの間、早朝割引があり、5ユーロです。私は前の日にネットでこの早朝割引のチケットを購入して11/13の朝10amにこの塔に登りました。

ライン塔の早朝割引のチケットを事前にネット予約することをお勧めします。

幸いにも天気は快晴でした。これら写真は全てその日の朝に私がスマホで撮影したものです。

こちらはライン塔の上からみたライン川と旧市街です。この日はよく晴れて遠くまで見渡すことができました。

次の写真はデュッセルドルフの旧市街から見たライン川の夕日です。皆、この美しい光景をただ見とれていました。

デュッセルドルフの旧市街からのライン川の夕日、特にお薦めです❗️

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ドイツ ケルン訪問

2022.11.12 ドイツのケルンをデュッセルドルフから日帰りで訪問しました。デュッセルドルフから鉄道で片道30分です。

ケルンの名所はなんと言っても大聖堂です。ケルン駅を出て左を見ると目の前にそびえたっています。

そこから歩いて5分のライン川に架かるホーエンツォレルン橋もお勧めします。

ケルン大聖堂の中では美しいステンドグラスが見れます。

ホーエンツォレルン橋は1911年にライン川にかけられて以降、物資を輸送する上で重要な役割を果たしてきました。

しかし、第二次世界大戦時、連合国軍の進入を阻もうと、ドイツ軍が自身で爆破。一度は姿を消したが、その後、オリジナルに忠実に再建されました。

今はここは恋人たちにとっての名所であります。

彼らの目的は、「愛の南京錠」を欄干にかけること。互いの名前を記した南京錠をかけ永遠の愛を誓うそうです。

私がこの橋を訪れた時は南京錠をかけるカップルの風景は見れませんでしたが、橋の上にはものすごい数の二つの名前が書かれた南京錠がありました。

ホーエンツォレルン橋から見えるケルン大聖堂も素晴らしいです。

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ドイツ ミュンヘン訪問

11/13 – 11/16 ドイツミュンヘンを訪問しました。

昔のミュンヘンは城壁に囲まれていましたが、時代を経て解体され、現在は3つの城門だけが残っています。

「カールス門」が広場の東側に残っています。これがその写真です。私が訪れた時は夕暮れでしたが。大勢の方々が行き来していました。

ミュンヘンは約150万人のドイツ南東部最大の都市、バイエルン州の州都です。

ミュンヘンのあるバイエルン州はリヒテンシュタイン、オーストリア、チェコ共和国と国境を接するドイツ南東部の州です。

バイエルンの名前の由来はバイエルン王国です。バイエルン王国は非常に長い歴史があり、バイエルン公国を起源としています。19世紀初めから20世紀のドイツ革命まで存在したドイツ南部の王国で、ミュンヘンが首都でした。

私がデュッセルドルフで覚えたドイツ語「アルトシュタット Altstadt」(旧市街)の中心にあるマリエン広場には数多くの歴史的建造物があります。

この下の写真はマリエン広場にある市庁舎ですが、時計台の下に16 世紀の人形劇を再現する仕掛けがあります。

こちらはその仕掛けの拡大写真です。毎日午前11時と正午にこの人形たちが動きます。時間のある方は、是非この時間に合わせて訪れてみて下さい。

マリエン広場にはたくさんの人々が集まっていました。

これははマリエン広場近くの教会です。

マリエン広場の喧騒とは全く違う静寂な空間でした。

マリエン広場に赤いテントの下で何かを売っているお店が沢山ありました。なんだろうと覗いてみると栗(ドイツ語でMaroni)を売っていました。

まるで日本の天津甘栗の販売店舗の様でした。どうもドイツ人も栗が好きな様です。

11/15ミュンヘンの朝は寒く、気温は摂氏2度でした。

日本をヨーロッパの中に置いた面白い地図を見つけましたのでご紹介します。

改めてドイツの位置をこの地図で見ますと北海道の上です。スペイン、イタリア、ギリシャを除き、ヨーロッパの主な国々は日本より北にあることを改めて認識しました。

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